「ラストクロニクル インフィニティ 魂」ルール更新ノート

2023.12.26

いつも「ラストクロニクル インフィニティ」をお楽しみいただき誠にありがとうございます。第4弾「魂」のクラウドファンディングをご支援くださった方には、リワードがお手元に届いた方も多いのではないかと思います。

「魂」では製品内に封入されているルール解説シートも【Ver.4.0】に更新されています。
ここでは、前のバージョンからの主な変更点についてご紹介します。なお、ここで説明している以外にも、いくつかの細かい箇所が更新されています。

「魂」全カード一覧はこちら
ルール解説シート【Ver.4.0】・『魂』の新要素はこちら(※pdfが開きます。)
ルール全般のQ&Aはこちら(※pdfが開きます。)
カード個別のQ&Aはこちら(※pdfが開きます。)

ルール解説シートの主な変更箇所

「魂」では「アバター」と「ヒストリー」という新しいカードタイプ、「時代」という新要素があるため、ルールシートの構成が大きく変わっています。

【1】ベーシックアバターの説明
クロノグリフに代わって追加されたアバターについて説明しています。ベーシックアバターの見方では、全アバター共通の能力について説明しています。

【2】時代効果
「魂」では、時代という新しい要素が追加されます。テキスト中に、該当の時代に到達すると有効になる能力があります。そちらの説明を記載しています。

【3】新しいアビリティ、用語
 ●アイコンの見方
 ソウルバースト(SB)、ダイスのアイコンが新規で追加されました。
 ●キーワードアビリティ
 『猛毒』、『ブースト①』、『スペルダメージ+1』、『アビリティダメージ+1』が新規で追加されました。
 ●用語
 予知X、変身が新規で追加されました。
 また、凍結は過去弾にも同様の効果のテキストがありましたが、「魂」で新しく用語化しました。

【4】対戦の進め方にアバターの公開タイミングを追加
ゲーム開始前の準備手順にアバターの公開タイミングを追加しました。「潜伏」アビリティを持つアバター以外は、必ずこのタイミングで公開してください(「潜伏」アビリティを持っている場合、「潜伏」であることを宣言してください)。

【5】ソウルバースト
「魂」からの新能力であるソウルバースト(SB)の説明を記載しています。

【6】発展に時代の要素を追加
発展で起きる事象に時代を1進める要素が追加されました。
時代以外は「宴」までの発展と変わりません。

【7】アバター、ヒストリーを使ったドラフト、構築戦の説明
「魂」ではドラフトの手順が一部変更されています。
スタンダードドラフトでは、アバターを手に取る手順と、対戦時に使用できるアバターについて説明しています。
アドベンチャードラフトでは、アバターとヒストリーを手に取る手順と、対戦時に使用できるアバターとヒストリーについて説明しています。
いずれの場合もプレイカードのドラフト手順は変更ありません。

【8】アバター
【1】のベーシックアバターの説明とは違い、アバター共通ではない、それぞれのカードが持つ能力について説明を記載しています。

【9】ヒストリー
新要素であるヒストリーについて説明しています。

【10】構築戦
「魂」のみを使用する構築戦のルールを記載しています。1~3弾と合わせて構築戦をする場合はこのルールに従う必要はありません。

構築戦(1~3弾と「魂」を混ぜて遊ぶ場合)の補足

・勝利条件・構築ルールともに従来のルールを使用します。敗北条件も同様です(デッキ切れによる敗北はありません)。
・クロノグリフまたはベーシックアバターを使用できます。どちらを使用する場合でも、使えるカードの範囲は変わりません(アバターを使用する場合でも、1~4弾すべてのカードを使用できます)。
・アバターを使用した場合、アバターをワイプしてのクロノチェックはできません。これはクロノグリフ限定の能力になります。
・クロノグリフを使用した場合、魂石化が使えません。また、時代は常に1として扱い、発展しても時代は進みません。
・「魂」のカードのみで構築する場合でも、従来のルールで構築してください。フォーマル/ユニークは「魂」限定構築フォーマットでのみ適用します。
・「魂」では、既存のカードと同名で能力が変更されたカードが一部収録されています。それらのカードは、新テキスト/旧テキストを「合計で2枚まで」デッキに入れることができます。

詳細説明

I. アバター
「魂」ではクロノグリフの代わりにアバターを使用します。アバターは個別に様々な能力を持っていますが、共通でもっている能力もあります。コストの支払い、発展などがその能力に当たります。これらはクロノグリフと変わりません。
しかし、クロノグリフからなくなった能力もあります、それがクロノチェックです。その代わりとなる能力として、自分のターンに1回だけ手札をCAヤードに置ける「魂石化」を使用できます。「魂石化」はアバターをワイプ状態にする必要がないため、カードのプレイが阻害されずに発展させていくことができます。

II. 時代により有効になるテキスト
「魂」では時代という要素が追加されます。時代が進むと、時代2なら緑色のテキストが、時代3なら赤色のテキストが有効になります。このとき、以前の時代のテキストが失われることはありません。例えば、時代1と時代3のテキストが記述されているカードの場合、時代3のときは時代1と時代3それぞれのテキストが有効になります。

おわりに

第4弾「魂」でのルールの更新内容について解説しました。今回、新しい要素のカードが増え、遊び方にバリエーションが増えました。その分複雑になってしまう部分もありますが、今後もわかりやすく遊べる環境のサポートに力を尽くしてまいります。

引き続き、ルールなどでご不明な点があった場合は公式Twitterアカウント(@LC_TCG)もしくはlc_inf@hobbyjapan.co.jpまでご連絡ください。今後とも「ラストクロニクル インフィニティ」をよろしくお願いいたします。