
2024年3月30日、横浜の「ビジョンセンター横浜」にて「INFINITY CUP 3rd」が開催されました。
「ラストクロニクル インフィニティ 魂」で構築、ドラフトの仕組みが変わってから初めての大会となりましたが、当日は19名のプレイヤーに参加いただきました。大会も、トラブルが発生することもなく進行することができました。ありがとうございました。
このレポートでは写真やデッキリストを交えつつ、イベントのもようを振り返ってまいります。

予選ラウンド1~3回戦[フォーマル構築戦]
1~3回戦はフォーマル構築戦で行われました。5色のうち2色を選び、その中のカードのみでデッキを構築するルールです。
デッキ分布は以下の通りとなりました。
黒紫 | 6 |
紫青 | 4 |
白黒 | 4 |
橙紫 | 2 |
黒青 | 2 |
橙黒 | 1 |
一番人気は黒紫の組み合わせとなりました。黒と紫はともに除去が得意な色なので、それで相手の攻めを捌きつつ、時代3のときの強力な効果で勝利する除去コントロールをとる形が多くなりました。
色単体では黒、紫、青、白、橙の順で使用されていました。黒と紫はどちらかが必ず使用されており、非常に人気でありました。
そんな中、3回戦を全勝したのは黒紫2名となりました。1番人気の組み合わせがそのまま全勝ということで、強さはホンモノだったようです。
全勝された2名の方のデッキリストは以下の通りです。


予選ラウンド4~6回戦[スタンダードドラフト戦]
4~6回戦はスタンダードラフトで行われました。ランダムで手に入ったアバターに合わせたピックを変える必要がある難しいフォーマットですが、悩みつつも皆さんスムーズにピックされていました。
また、ドラフトが始まる前には、アバター間の強弱を確認し合うなど、このフォーマットをしっかり攻略している姿が印象的でした。

全6回戦が終了し、準決勝へ進出する8人のプレイヤーが決定しました。

準決勝[アドベンチャードラフト戦]

準決勝からは2つのテーブルに分かれ、それぞれでアドベンチャードラフトを行います。ここで1勝したプレイヤーが決勝戦に進みます。
1戦しかしないということでアバター、ヒストリーのうち一番強い組み合わせのものを使用したいところ。アバター、ヒストリーを引く手にも自然と力が入ります。
そしてドラフトを終えて、いざ対戦が始まるとなんと両方のテーブルで4-A041《滅史の災魂 ゴズ・オム》と宝樹がプレイされていました。1戦しか行わない準決勝では、ヒストリーを複数枚使用できるアバターは最高の1枚と言えます。その4-A041《滅史の災魂 ゴズ・オム》を使用された2名の方はともに勝利し、別途勝利された2名の方を加えた4名で決勝戦が行われました。

決勝戦[アドベンチャードラフト戦]
準決勝と同じくアドベンチャードラフトで行われた決勝戦。今回は2連勝する必要があるため、準決勝とは異なりアバターとヒストリーをバランスよくピックし、より強い組み合わせを探されていたのがドラフト中では印象的です。

そして始まった負けたら終わりな1戦目、皆さん手持ちのアバター、ヒストリーの中から一番強い組み合わせでプレイされている方が多かったです。
そんな中、決勝戦に進まれたのは4-A017《曹操》4-H002《エクスカリバー》で勝利されたironcodeさんと、4-A007《天剣の騎士長 レネット》4-H028《変幻の鏡》で勝利されたナカジマ少佐さんとなりました。
決勝戦は4-A011《女拳聖 ベルカ》4-H027《テウルの使い魔》対4-A023《嵐刹覇皇 ディルガン》4-H003《エクリュの使い魔》となりました。



一進一退の攻防といった形で進みましたが、ナカジマ少佐さんのプレイした4-085《呂布》が効果で相手の場に移ると、ironcodeさんが4-144《周瑜》をプレイされてしまいなんと相手の場に居座り続けてしまいます。ironcodeさんもここが攻め時と判断されたかは分かりませんが、4-057《勇気讃えし赤陽》を自分のユニットに使用し、手札を損しつつも時代を進め攻めていきます。
4-101《絶夢の魔黒医 オルシャ》の効果で『速攻』『猛毒』を持ったゾンビと4-085《呂布》が攻めると、ナカジマ少佐さんは防御も難しく、そのまま押し切ったironcodeさんが勝利。「INFINITY CUP 3rd」のチャンピオンとなられました。おめでとうございます!

第4弾の「魂」で少しゲームシステムが変わったラストクロニクル インフィニティですが、まずはインフィニティカップを無事開催でき大変感謝しております。
大会終了後、会場では鋭意開発中の「第5弾」について情報を少しですが発表させていただきました。また、4月以降も随時「無限祭」の開催を予定しております。
2024年もラストクロニクル インフィニティをどうぞよろしくお願いいたします。