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《デス・ブリンガー》の背景と、その背中

2013年10月3日

皆さんこんにちは。世界観設定担当の滝です。

本日は公式ツイッターアカウントに寄せられたイラストにまつわる質問から、《デス・ブリンガー》というカードに込められた背景世界をご紹介致します。

《デス・ブリンガー》は第一弾開発時は、「黒園の戦乙女」という仮称を持っていました。
「ラストクロニクル」の世界では死者の魂を運ぶワルキューレ(戦乙女)たちの中にも派閥があり、《デス・ブリンガー》はそのうちでも黒に所属するワルキューレ勢力の一員、という元設定があったのです。

 ただ、黒勢力なのにカテゴリ「ワルキューレ」というのは白勢力の《ブリュンヒルデ》との対比で、ぱっと見でわかりにくいということなどの諸事情あって、現在はその設定はなくなっております。
 ですが少なくとも、今の彼女に戦乙女風の名残り(翼というかマントですが)があるのはそういう流れですので、ご指摘いただいた点については、半分は正しいという感じでしょうか。

 また彼女は元は黒き戦乙女であったのですが、人間の暗黒騎士に恋をしたため天界から降り立ち、彼と同じ暗黒騎士になった、などのイメージも入っています。ですが、すでにその暗黒騎士たる彼は戦いの中で非業の死を遂げてしまっており、悲嘆にくれた彼女は紆余曲折の末、今に至る、という感じですね。

 ですので、貴方が傷心の彼女を慰め、その迷える心を癒してあげる存在になってあげると良いかと思われます。《トレジャーシーフ》や《夜闇のリリム》と小隊を組んで、ぜひ彼女を戦場で頑張らせてあげてください。あ、でも防御された後の突破ダメージについては、ダメージを与えたのはあくまで彼女であるとみなされ、《トレジャーシーフ》や《夜闇のリリム》の能力までは発動しないので、気を付けてくださいね!

「ラストクロニクル」世界観設定担当 滝舜一