エリアトライアル東京は、１５７名の方にご参加いただき、スイスドロー８回戦＋プレーオフ１回戦で行われました。

全国大会への最後の予選として行われたこの大会はメタゲームが混迷を極めました。他の予選と同じように紫橙が全体の1/5程度を占めたというのは予想通りだったのですが、通過者２０名のなかに紫橙はなんと３０位ギリギリでプレイオフに進み勝利した１名の方のみ。全体的に紫橙は様々なデッキによって対策を練られていたようで、上位進出は厳しかったようです。
通過したデッキの分布は、以下のとおりです。
青単ビート４名・紫単ビート３名・橙黒青CB３名・白黒コントロール３名・青橙ビート２名・青紫ビート２名・黒橙ビート１名・白橙青コントロール１名・紫橙１名
中でも、紫橙を苦手としていたため今までなかなか上位進出できていなかった橙黒青の３色CBデッキが、紫橙が上位に上がってこなかった結果、３位・４位・６位と上位進出を果たす結果となりました。
そして、優勝したのは青橙ビートを使用したきたさんでした。紫がらみのビートに比べるとそれほど速くはないのですが、《皇護の刃 イズルハ》による除去のほか、《青の宝樹》や《開眼する修行僧》の効果を使用して相手のユニットにオーラをつけて、《アースドラゴン》の能力を使用するという少々トリッキーな除去も可能で素早いビートに対してもうまく立ちまわっていたのが印象的でした。

さまざまな種類のデッキが通過し、２弾環境で行われる最後の大規模大会にふさわしい結果だったのではないでしょうか。

いよいよ３月２９日には、ラストクロニクル第一回目の全国大会が開催されます。ラストクロニクル第３弾「災禍を討つ者」が発売されてから３週間というタイミングで、果たしてどのようなデッキが優勝するのでしょうか？

全国大会の会場では、会場限定物販、シールド・ブースタードラフト戦、開発スタッフガンスリンガーも行われますので、権利をお持ちでない方も是非会場までお越しください。