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ラスクロデッキ紹介 『合同感謝祭ガンスリンガー使用デッキ(藤田P)』

2014年6月9日

皆さんこんにちは!ヒラ営業Fです。

ラストクロニクル第4弾『救世の交響詩』、いよいよ発売になりました。
さっそく新カードを手に入れて、色々とデッキを構築している方も多いかと思います。

2弾発売の時にもこのブログでお伝えしましたが、ラストクロニクルの場合には
「新しいカードで今のデッキを強化しよう!」と考えてしまうと結構デッキのバランスが崩れてしまうことが多いです。
なので、一度カードプールをじっと眺めて、一からデッキを作り直すという作業をしてみると良いですよ!
新たなカードの中には、過去弾の環境ではなかなか使われていなかったカードを、一気に使い勝手のいいカードに変えるようなものが有るかもしれません。
ぜひ自分だけのコンボを見つけてみてください!

とは言っても今弾からはマルチソウルのカードなども登場し、これまで以上にデッキ構築の幅が広がりました。
なので「どんなデッキを組めばいいんだ!」とお悩みの方も多いかと思いますので、先週末に開催された『剣の街の異邦人』×『ラストクロニクル』発売記念合同感謝祭にて『開発スタッフに挑戦!ガンスリンガー』で藤田Pが使用したデッキをご紹介します。

 

ユニット            
番号 カード名 枚数   番号 カード名 枚数
1-098 《イルクベリアの脱獄囚》 2   3-075 《疫魔の眷属》 3
1-104 《タグ荒野のオーク》 2   3-078 《黒騎将 ウーディス》 2
1-118 《老練な盗賊》 2   3-082 《不死兵団》 2
2-078 《ダーク・トレーダー》 3   3-085 《メディア》 3
2-079 《タグの屍術師 グッコ》 3   4-068 《ダグの毒矢吹き ヌンガー》 2
2-083 《貪欲なオーク》 3   4-070 《玉藻前》 3
2-086 《ブラッド・トレーダー》 3   4-072 《盗賊王 ギルスティン》 2
2-088 《夜を盗むもの ライーサ》 3   4-075 《魔鋼の機人 ゼノ》 3
             
スペル       ヒストリー    
番号 カード名 枚数   番号 カード名 枚数
1-120 《狂乱の士気》 2   3-096 《闇の魔穴》 1
3-091 《呪殺》 3        
4-079 《暗殺》 3        

 

 

さっそく第4弾が入ったデッキなので、マルチソウルなども盛り沢山……と思いきやまさかの黒単でした。
マルチソウルカードが登場しても、「それに捉われずに色々なデッキを組め」ということなのでしょうか……?

取りあえずこのデッキ、どんな動きをするのか見てみましょう。

このデッキにはソウルチェンジのラインが2つありますね。
まずは〈盗賊〉のソウルチェンジ。

時代発展時の《夜を盗むもの ライーサ》の効果や、時代Ⅱ以降での《老練な盗賊》の配置時効果で手札を捨て去せ、さらに《盗賊王 ギルスティン》にソウルチェンジしてもう一枚手札を捨てさせる!
無駄なく効果を使ってギルスティンにソウルチェンジすればそのパワーの低さも気になりませんね。

つづいては〈オーク〉のソウルチェンジ。

《イルクベリアの脱獄囚》や《タグ荒野のオーク》、《貪欲なオーク》と言った時代相応のパワーとATKを持つユニットを展開し、相手の厄介な低コストユニットは《タグの毒矢吹き ヌンガー》のソウルチェンジで破壊!さらに効果を使った後のヌンガーから《タグの屍術師 グッコ》などにソウルチェンジすることで、3コスト以下で使い勝手の良い黒のユニットを捨て札置き場から配置することができます。
《黒騎将 ウーディス》や《メディア》と言ったユニットを出すも良し、時代Ⅲ以降ならば《魔鋼の機人 ゼノ》などのパワーが高くなるユニットを出してもいいですね。

しかし、パワーが高いゼノは攻撃や防御する時にはCAヤードのカードを犠牲にするか、ライフを支払わないとなりません。CAヤードのカードを犠牲にしては時代が進まなくなってしまいますし、ライフを支払っては負けが近づいて行ってしまいますが…?

そこで採用されているのが《玉藻前》ですね。
自分のライフが9以下になればパワー+1000、ATK+1されるため、ある程度ライフが減るのはむしろありがたいという状況にもなり得ます。
またスペルカード《狂乱の士気》などを使えば、ライフを支払って別のユニットを強化しつつ、ライフを9以下にして《玉藻前》も強化!なんてこともできるかもしれません。

また3枚採用されている《ダーク・トレーダー》も意外と見過ごせないカードです。
〈盗賊〉たちの効果で手札を捨てさせるだけではなく、ギルスティンが戦場にいれば〈オーク〉のソウルチェンジでも相手の手札が捨てられるので、対戦中に相手の手札が0なんてことも少なくないこのデッキ。
そんな状況ならば《ダーク・トレーダー》は時代Ⅲ以降で2コストでパワー3500、ATK3という破格のスペックを誇るユニットになるのです。
デメリットのないゼノ、と言えばその強力さがわかるでしょう。
もちろん、時代がⅡ以前に出しておいて時代を発展させるのも有効ですね。時代Ⅱ以前ならばお相手は手札を2枚捨てなければ配置されるのを防げないのでので、まず間違いなく配置することができるでしょう。

 

さて、先週末のガンスリンガーで藤田Pが使用したデッキ、いかがでしたでしょうか?
当然ながらこのデッキが最強!と言うわけは有りません。

「俺ならこうする!」「このカードいらないんじゃ?」みたいに色々と参考にするも良し。
もしもこういうデッキを使われたら……?と自分のデッキを改良する仮想敵にするも良し。

是非、カードリストと睨めっこして、自分だけのラストクロニクルのデッキ作成の礎にしてみてください!

では、ヒラ営業Fでした!