開発ブログ
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ラスクロデッキ紹介 『ラスクロ収穫祭名古屋 ガンスリンガー使用デッキ(オーラバトラー大塚)』

2014年6月25日

皆さんこんにちは!ヒラ営業Fです。

名古屋のラスクロ収穫祭には、たくさんの方にお越しいただきましてありがとうございました!
オーラバトラーの大塚さんから、先週末の名古屋でのラスクロ収穫祭で使用したデッキリストを頂きましたので、
藤田Pの時のように今回もちょっとした解説を交えてご紹介いたします。

ユニット            
番号 カード名 枚数   番号 カード名 枚数
1-001 《アーサー》 3   3-104 《蒼眞足軽大将》 1
1-010 《ジャンヌ・ダルク》 2   3-107 《蒼眞の伝令》 3
1-020 《ブリュンヒルデ》 1   4-085 《出雲阿国》 2
2-013 《名乗りを上げる騎士》 3   4-093 《トウアの学徒》 3
3-004 《邪光の獣 ニルヴェス》 1        
4-004 《暁光の御使い》 3   4-119 《予兆の姫巫女 イルミナ》 3
4-008 《白雪姫》 3        
4-012 《聖女教皇 ファムナス》 3        
4-014 《光を導く大角》 3        
PR-029 《シェヘラザード》 1        
             
スペル       ヒストリー    
番号 カード名 枚数   番号 カード名 枚数
1-024 《時空の聖視》 1   1-031 《テバの天空庭園》 1
1-028 《ラーンの護り》 3   1-032 《龍王の災厄日》 2
4-017 《聖命潮流》 2        
4-100 《異変察知》 3        
4-120 《交魂の予知夢》 3        

 

4弾のカードが盛り込まれた白と青のデッキですね。
発売記念キャンペーンのスリーブにもなった白雪姫が3枚投入されているのが注目ポイントだとのと。
さっそくこのデッキがどんな動きをするのか見てみましょう。

 

このデッキにはクロノチェックに関係するカードが大量に入っていますね。
1弾の頃から追加でクロノチェックができるカードの代名詞であった《アーサー》《テバの天空庭園》に加え、4弾で登場した《交魂の予知夢》辺りが入っていることからも、時代発展を強く意識したデッキであることが分かります。

4枚だけ存在する「蒼眞勢」も、時代の安定した発展に貢献してくれます。
《蒼眞の伝令》は配置された時に「蒼眞勢」を次のクロノチェックのカードとしてデッキに置くことができますので、CAヤードにCA3を送れるようにしたり、CAが充分であれば《蒼眞足軽大将》のCBで手札を増やすこともできる便利なユニットですね。

《異変察知》も時代Ⅲ以降ならば次のターン開始時のクロノチェックを操作できますし、
CAが6で止まってしまった場合などには《予兆の姫巫女 イルミナ》の効果を使うことで悪名高い『妖怪いちたりない』を打破することができますね。

そして、時代が発展することでレベルが高いユニットを攻防に参加させることができるという通常のメリットに加えて、《聖女教皇 ファムナス》が更に自分のユニットを強化してくれます。

《邪光の獣 ニルヴェス》《暁光の御使い》《白雪姫》《出雲阿国》といったハーベストを持つカードも、時代が何度も発展する恩恵を強く受けることができますね。
そのままでも恩恵の多い『時代の発展』から、さらに多くの見返りが手に入るようにと考えられているようです。

ただ、《白雪姫》は時代がⅣにならなければ回復フェイズに回復してくれませんので、いくら時代発展が早く行えるデッキでも中々活躍の場が少なそうですが…

そこでユニットを回復させる効果が活きてきます。
白雪姫はあくまでも「回復フェイズに回復しない」という効果なので、回復フェイズ以外のタイミングで効果によって回復させれば、早い段階からりんごカウンターを活用すること(通称毒りんご投げ)ができるのです。

時代Ⅱ,Ⅲならば2コストで3000という破格のパワーを持つ《ジャンヌ・ダルク》は攻撃を相手プレイヤーに通すことによって、《出雲阿国》は効果に選ばれなくなるという護りの効果を与えると共に、《白雪姫》を深い眠りから目覚めさせてくれます。
前述した《予兆の姫巫女 イルミナ》も、ユニットを回復させることもできるので、CAが1足りない時やイルミナが破壊されそうな時などに、ついでとして《白雪姫》を起こしてくれるでしょう。

(……こうして見ると《白雪姫》さん、王子じゃなくて女の子の効果でばかり目を覚ましているようですが……良いんですかね?)

 

相手に先んじた時代発展により大きな恩恵を得て、《白雪姫》の効果で相手のユニット展開を阻害。そして《アーサー》などの攻撃が通りやすくなることによってさらに時代の発展が捗っていく……というのがこのデッキの動きになるようです。またゲーム開始時に、相手よりも時代を先に発展させるために「後行」を選ぶというのも重要なポイントですね。「先行」を選ぶデッキを使う方が多いため、ジャンケンなどに勝っても負けても安定して「後行」がとれそうです。

大塚さんに確認したところ、ラスクロ収穫祭のガンスリンガーではこちらのデッキ、4勝1敗と言う結果だった模様。
「《シェヘラザード》は《ミスラムの神玉》でも良かったかも」
とも言っていたので、まだまだ改良の余地が有るデッキのようです。

 

いかがでしたでしょうか?前回同様、「このデッキなら勝てる!」と言う記事ではありません。

「もっと合うカードが有る!」「このカードは微妙じゃない?」と色々と参考にするも良し。
もしもこういうデッキを使われたら……?と自分のデッキを改良する仮想敵にするも良し。

カードリストと睨めっこして、自分だけのラストクロニクルのデッキ作成の礎にしてみてください!

では、ヒラ営業Fでした!