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公式トーナメントにおけるルール改訂について
こんにちは、ラストクロニクル プロデューサーの藤田です。
引き分けに関するルールについて改訂が確定しましたのでお知らせいたします。
まず前提として、ラストクロニクルでは合意による引き分けは禁止されております。
現状は、引き分けが発生すると双方のプレイヤーに3ポイントが入るルールとなっておりますが、これを以下のように変更いたします。
・試合が時間切れになった場合、現在進行中のターンをゼロとして、追加の3ターンをおこなう
・追加の3ターンでも勝負がつかなかった場合は、その時点でライフが多いプレイヤーの「判定勝利」となる
・その時点でライフが同点だった場合には、CAチェックをおこない判定勝利者を決定する
・判定勝利の場合、得られるポイントは「4ポイント」になる(通常勝利は10ポイント、敗北は0ポイント)
・時間切れ以外の別の理由(同時ライフ喪失、同時ドロー不可)により引き分けになった場合には、双方0ポイントになる
・プレーオフ、決勝トーナメント等においても同様の処理をおこなう(時間制限がない試合に関してはこの限りではない)
以上の改訂により、引き分け自体が発生しづらくなると考えております。
さらに、投了に関して以下のように規定します。
・試合中であるかぎり、いついかなる時でも投了することは可能である
・ただし、対戦相手に投了を強要することは禁止する
・試合中に本来のゲームによる決着以外の方法(じゃんけん、ダイスロール等)によって勝敗を決める行為は禁止する
・上記のような行為が行われたと認められ、あるいは推測された場合には、ジャッジが状況に従って罰則を与える
我々運営としては、引き分けが双方に3ポイント入るルールによってスイスドロートーナメントが本来の意図通りに機能しづらくなっていると考え、合意による引き分けがそもそも選択されなくなるような改訂をおこなうことになりました。
決着の付け方につきましては諸々ご意見もあると思いますが、検討を重ねた結果、デッキ選択の偏り等は発生しないと考えております。
なお、本ルールは今週から開催されます全国大会予選から施行され、決勝までこのルールで実施されます。
その時点で、改めてトーナメントルールのあり方につきましては運営側で検討いたします。
今後ともラストクロニクルをよろしくお願いします。