開発ブログ
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4-116《アルセーヌ・ルパン》とトークンユニットの名前について

2015年5月7日

天空編Ⅰより、トークンユニットというルールが追加されました。

トークンユニットは、ゲームで使用しているカードとは別のカードを使って表すユニットです。トークンユニットのコストは0、CAは0です。トークンユニットは戦場から別の領域に移動したことによって消滅します。

またトークンユニットのカード名は、特別な指定がない場合はそのトークンのカテゴリ名が適用されます。【ゾンビ】のトークンユニットのカード名は、カード名(ゾンビ)というわけです。

ここで、4-116《アルセーヌ・ルパン》のトリガーアビリティのテキストを見てみます。

アルセーヌ・ルパンが戦場に配置されたとき、ユニットカードのカード名を1つ宣言する。あなたの戦場にアルセーヌ・ルパンがいるならば、すべてのプレイヤーはそのカード名のユニットカードを戦場に配置できない。

この「ユニットカードのカード名を1つ宣言する。」について、カード名(ゾンビ)を宣言できるかどうかというご質問をたびたび受けております。

この場合、ラストクロニクルのルールとして「ラストクロニクルに存在するユニットカードのカード名の中から宣言する」というものがあります。それにより、ラストクロニクルのカードとしてカード名(ゾンビ)というカードは存在はしておりません。トークンユニットのカード名がゾンビであるだけで、ラストクロニクルの実際のカードとしては「存在していない」ということです。

結論として、《アルセーヌ・ルパン》のトリガーアビリティによって、カード名(ゾンビ)を宣言することはできません。

以前、メール等でご質問をいただいた際および一部の大会会場では古い解釈により、宣言できるという裁定が出ていたことがありますが、2015年5月7日からは「宣言できない」というルールでゲームをしていただけるよう、よろしくお願いします。