プロデューサーレターVol.4 カードへのエラッタ発行(2022年8月5日付)
こんにちは、「ラストクロニクルインフィニティ」プロデューサーの藤田です。
本日は、カードのエラッタ(テキストの変更)についてお知らせいたします。エラッタが行われるカードは以下の2枚です。
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1-140CR《闇の全知者 ヴァイヤ》
<修正前>
【CB】あなたの捨て札にある【レガシー】以外のスペルカード1枚をコストを支払うことなく使用する。
<修正後>
【CB】あなたの捨て札にある【レガシー】以外のスペルカード1枚の効果を、コストを支払うことなく解決する。

2-060《勇火の大炎舞》
<修正前>
【CB】あなたの捨て札にあるCA1のカード1枚を使用してもよい。
<修正後>
【CB】あなたの捨て札にあるCA1のカード1枚を、それのコストを支払って戦場に配置するか、それのコストを支払ってスペルの効果を解決してもよい。
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●変更の理由
両カードとも「チェックフェイズのクロノチェックで【CB】が発動しても、その効果は有効に機能する」というのが開発時の意図でしたが、このままの記述ですと、「アビリティや効果によってほかのカードを使用する場合、そのカードを使用するためのタイミングや条件を満たす必要がある」というルールに抵触してしまい、効果が意図どおりに機能しなくなります。基本的にはカードに書いてあることを素直に解釈すればエラッタ後の挙動になりますが、より厳格化するために上記のように記述を変更いたします。
(※ただし、これら2枚の【CB】効果では「スペルを使用したとき(使用するたび)」発動するアビリティの条件は満たさなくなります。)
なお、今回のエラッタでは、カードに書いてある効果が現実の運用と著しく乖離している(例えば、本来はユニットを+3/+3すべき効果が、-3/-3になっていた等)わけではないので、現時点では交換対応は実施せず、将来的なリプリントの際に記述を改めるという形にいたします。
●補足
「アビリティや効果によってほかのカードを使用する場合、そのカードを使用するためのタイミングや条件を満たす必要がある」というルールは、あくまで「使用」というテキストに適用されます。例えば効果によって捨て札などにあるユニットを「配置」する場合は、『クイック』の有無などは(効果で指定されていない限り)関係しません。
ご迷惑をおかけして申し訳ございません。
今後とも、「ラストクロニクルインフィニティ」をよろしくお願いいたします。