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- 紫炎の戦士国 ヴェガ
あたしはミレイカ、猛将ミレイカ。
勝利の栄光と、嵐のようなヴェガの戦いを見せてあげるわ
ヴェガは、風と雷、炎の三大精霊を信仰する精霊戦士の一大勢力。空には紫の小太陽が昇り、国土は美しく、常に風が各地をめぐっている。主に風の精霊を信奉するスワント、炎を崇めるミノタウロス、雷の力を駆使するケンタウロスや魔術師たちが三大勢力で、人間の将軍たちが軍を率いることも多い。ヴェガでは戦いは精霊神への供物であり、歴戦の精霊戦士たちは、ひとたび戦いとなれば死をも恐れぬ勇猛ぶりを見せる。
ヴェガの空に昇る紫の小太陽。その影響をもっとも受けるのは、怪力で知られるミノタウロスたちだ。特に獣化兵と呼ばれる者たちは、この小太陽の有無で、姿形までもが大きく変化してしまう。ほかのスワントや魔術師・精霊戦士たちも、多かれ少なかれ影響を受けるため、古来よりヴェガの紫陽はこの地の精霊信仰と組み合わされ、神聖視されてきた。
~炎角の呪文~
CV.矢尾幸子
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《炎武の麗角 ミレイカ》
ヴェガの大英雄で、並ぶ者なきミノタウロス族の勇者。陽気で姐御肌の女傑で、戦士たちに慕われている猛将でもある。
他者に寛容で器量が大きい反面、誇り高く品性を重んじる一面があり、紫陽の下でも獣化を抑制する精神力と慎み深さを有する。かつて戦いの中でメレドゥスの吸血鬼バルダーに恋人を殺されており、それ以来バルダーたちを不倶戴天の仇敵とみなしている。
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《雷射の精霊将 アガスタ》
雷弾を操る術に長けた精霊魔術師。雷属性の魔法について天才的な才能を有しているが、やや対人恐怖症の気があり、他人との会話全般が不得手。特に男性が苦手で、普段は精霊たちにしか心を開かない。ただしその才能により一人で魔術師一部隊相当の働きが可能であり、彼女が軍に加わる時は、常に優秀な女性精霊の補佐官が付き、兵士たちとの意思疎通の仲立ちをしている。